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STAFF BLOG

2015/12/11

京都の元祖!大根炊きを食べに行ってきました♪

京都では冬になると大根炊きと呼ばれるイベントがあります。
私が知っているのは3カ所なのですが、12月に行われるのは2ヶ所あり、8日が千本釈迦堂、9日、10日の2日間で鳴滝了徳寺、翌年2月の8日~11日の4日間で三千院で行われます。
何年か前に三千院の大根炊きには行ったことがあるのですが、京都の2月ということで、とても寒い中温かい大根炊きを食べた記憶があります。
三千院の大根炊きは、おつゆがとても美味しいのです!
また厚切りされた大根におつゆが全体に染みわたってほこほこです。

今回はギャラリーのスタッフと了徳寺の大根炊きに行ってみました。
お寺の方に聞いたところによると、ここが大根炊きの発祥になるようで実際にお寺の石碑に「大根炊寺」と書かれていました。
歴史は慶長四年(1252年)宗祖親鸞聖人がこの鳴滝の地で念仏の教えを説かれた時、村人達がそのお礼にと大根を塩味で焚いてもてなしたことが始まりのようです。
戦時中も中止せず行っていたとボランティアの方がおっしゃっておられました。

ここの大根炊きは、1杯1000円
焚きこみご飯、大根葉の胡麻和え、お漬物のセットで1600円でした。
丁度お昼時だったのでセットでチケットを購入してお堂の中で食べました。
醤油と塩でシンプルに炊かれており、お揚げも一緒に入っていることから揚げの味が絶妙に美味しさを引き立たせていました。
京都らしいやさしいお味といえばおわかりでしょうか。

ここの大根は篠大根と呼ばれるこの地でとれる大根みたいで、大根炊きで使われる大根は地元住民の方から寄付された大根なのだそうです。
お堂の観音様には発祥の元になった塩だけで炊いた大根がお供えされていました。
お堂に大根が備えられているのは、ちょっぴり珍しいですよね。
外では出店も数店舗出ているので、ちょっとしたお土産も買うことができます。

もし興味がありましたらぜひまた行ってみてください!
私は三千院の大根炊きもオススメです♪
ただ三千院は寒いので厚着して行ってくださいね。

京都の元祖!大根炊きを食べに行ってきました♪